花粉症大国のオーストラリアでは約5人に1人が花粉症を患っている。専門家は気候変動により花粉のシーズンが長期化し、勢いを増していることからこの数字は今後急増していくとみている。アレルギーと喘息がある女性の日々の生活は大変だ。専門家はシーズン中の症状が酷くなってきていると指摘する。研究者によるとアレルギーがある人達は気候変動のためにもっと頻繁に森林火災や雷雨による喘息に耐えなければいけなくなる。さらに大気中の二酸化炭素が増えると花粉は威力を増す。喘息患者の80%は花粉症があり、支援団体の調査でも明らかな傾向が読み取れる。症状がこれ以上酷くなるのは想像するだけでも辛いと女性は言う。オーストラリアでは花粉症の人の数が2050年までに70%増えると見ていて、さらに多くの人達がアレルギー対策をせまられることになる。