アントニー・ローウェンスティン氏の著者「パレスチナ実験場」にはパレスチナを兵器や監視技術の実験場として利用し、それらを世界中に輸出するイスラエルの実態が記されている。イスラエルの実験の1つ、ガザ地区などで行われたという盗聴器を用いた監視は非人道的なものだった。イスラエル兵は盗聴で得た個人の弱みに付け込み人々を従わせていたとローウェンスティン氏はつづっている。さらに国内の反体制派を掲げる人々を監視するためイスラエルの企業がソフトウェアを開発。テロ組織や麻薬組織への監視を名目に販売されているこのソフトウェアだが、政府批判者などが真の標的となっているとローウェンスティン氏は指摘。イスラエルの民間企業は開発した技術や兵器を実践テスト済みとして世界中に売り込んでいるという。ローウェンスティン氏によると新たな軍事技術や兵器の実験はイランなどイスラエルが交戦中の様々な国で今も行われている。
