東京都知事選挙は小池百合子氏の圧勝に終わっている。3選を受けて小池知事は都庁で歓迎を受ける様子が見られ、都議会自民党からは特に大きな花束が渡された。独自候補を立てられず小池氏の支援に渡った自民党と党派色を消したい小池知事の間に当時は握手などもなかったが、圧勝を受けて歓迎を受ける形となった。実績が評価されたと振り返った小池知事だが、政党支持者別では自民支持から67％、公明支持から81％の得票を受けた事があると見られる。自公両党は表立った支援はしなかった一方で、公明党都議らが緑のポロシャツを着用して応援に回る様子があるなど、毎日公明党議員が応援に駆けつけるなどしてきた。裏金問題のある自民党に対しては選挙者の運行に関わらないことなどが記載され、ビラの配布などの雑用に限られる様子が見られた。一方で自民党の支持組織の決起集会では小池知事が顔を出して挨拶したことについて、誠意が見えたと評価する声も聞かれている。自公の支持層をまとめ無党派層も3割を取り込むなどしたことが成功につながった小池知事だが、無党派層は女性の割合が多いので子育て世代や現役世代の女性の共感する実績を打ち出したことが無党派対策になったと小池陣営からは声が聞かれている。告示日である先月20日には母親を集めて女性が応援しているという印象をつけ、チルドレンファーストを強調した小池知事。選挙を終えて小池陣営からは勝ち方は知事の影響力に関わってくることからホッとしているとの声が聞かれている。