年間約700点の新商品が誕生する中、今大活躍なのが電気を使わないあったかグッズ。「羽織れるあったかロールクッション（3,980円）」は背もたれにも使えるクッションで、最大の特徴は羽織れるクッションに変わる。さらに自分好みにフィットする大ヒットまくらが進化。「Moffle 洗えるフィットまくら（7,980円）」は洗濯機で丸洗いできる。続いてキッチンコーナーへ。ニコルンが愛用するのは発売から1年で100万個以上売り上げたまな板シート。好きなサイズにカットでき、まな板の上に敷いて使うことで、まな板を洗う手間がなくなる時短・衛生アイテムだが、新商品のまな板シートはプラスチック製から紙製へ進化。裏面はすべりにくい加工がされているため、ずれない。さらに食材を切ったあと、シートごと持ち上げて鍋にうつすことも可能。紙製なので、そのまま捨てられる。カインズ 幕張店で特に種類が多いのがフライパン。現在、カインズのフライパンには8つのシリーズがあり、用途別に種類分けされている。卵焼き専用だけで9種類ある。フライパンで使える時短グッズが「シリコーンリング」。これを使えば1つのフライパンを分割して使うことができる。調理やフライパンを洗う時間を短縮できる。またホットケーキなどのデザート作りにも便利。型崩れすることなくスルッと外れる。鍋敷きとして利用もできる。「湯切りができるガラス蓋」は湯切り穴がついており、食材に合わせて使い分けも可能。新商品の中身が見えて食材などを入れるのに便利な保存容器「片手で開け閉めができる保存容器」は密閉性の高いシリコーンパッキンを使用。高温多湿の環境下でもお菓子や乾物を湿気から守ってくれる。さらに取っ手を持ち上げると、フタの圧が下がり、片手で簡単に開けしめができる。パスタが入れられる大きなサイズから小さな調味料まで入れられる7つのサイズがあるが、組み合わせて使えるモジュール設計なので、すっきりおしゃれに収納できる。
5つの商品・サービスでグッドデザイン賞を受賞。そのうちの1つが「ケースが要らないワイヤーフレーム 衣類用クリーナー ミニ（498円）」。壁にくっつかずわずかに高さもあるので自立もする。オリジナル商品はどのように考えてるのか？謎を探るべく埼玉県本庄市の本社へ。ほんじゃにはオリジナルアイテムの開発拠点や商品の検査施設、撮影スタジオも集約されている。敷地面積約6万1000平方メートル、東京ドームが入るほどの自社ビル。ここに勤める従業員約1300人のうち8割が車通勤のため駐車場も広い。カインズの商品開発会議にバラエティ番組初潜入。会議は立って行うのがカインズ流。もともとキッチンや収納などそれぞれの担当にわかれて個別に商品開発をしていたが、それをチーム制に一新した。収納をテーマに開発されたランドリーラックの新商品にはランドリーと収納担当者がチームを組み共同開発することで、使いやすいサイズや統一したデザインを提供できるようになったそう。他にも一輪車は一輪車を開発する工具担当者とコンテナを開発する園芸担当者がタッグを組み、コンテナが落ちにくい一輪車が商品化された。
続いて洗濯エリアへ。カインズには洗濯グッズだけでも800点以上。中でも折りたたみの足を立てて高さを変えられる「高さが変えられる腰らくバスケット（1,280円）」や、洗濯を持ち運びしやすい取っ手がついた「バスケットにもなる洗濯ネット（980円）」など使いやすさを追求したオリジナル商品が豊富。邪魔になりがちな部屋干しのお悩みを解決してくれる新商品が「ロング丈も掛けられる アルミ折りたたみランドリーラック コーナーパタラン（7,980円）」。見た目はシンプルだが、伸縮式ポールにロング丈をかけられる。使わないときは畳むことができる。洗濯グッズはハンガーだけでも約160種類ある。「室内干し 5連フック（598円）」はタンスやドア、椅子にかけられる。さらに「室内干しハンガーキャッチ（298円）」はドア枠にワンタッチで装着でき、洗濯物を干すことができる。カインズイチオシのハンガーが「乾きやすい スライドインテリア 洗濯ハンガー（698円）」。先端がローラーになっていて、引っ張るだけで洗濯物が一瞬で取り込める。またTシャツなどを干す時に通気性がアップ。さらにアームが伸びてバスタオルが2枚かけられる。