かっぱ寿司の運営会社が競合他社のはま寿司の営業秘密を不正に使用したなどの罪に問われている裁判で東京地裁は会社に対し罰金3000万円の有罪判決を言い渡した。カッパ・クリエイトと元商品部長の大友英昭被告は2020年に前社長がはま寿司から持ち出した営業秘密にあたるデータを社内で共有し使用したなどとして不正競争防止法違反の罪に問われていた。昨日の判決で東京地裁はデータは営業秘密に該当すると判断し、会社に対し被害会社への賠償等の措置に及んでおらず負うべき刑事責任を見過ごすことはできないと指摘。罰金を言い渡した。また、大友元部長には懲役2年6か月、執行猶予4年、罰金100万円を言い渡した。