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「中央銀行」 のテレビ露出情報

カナダでは国民の反米感情が高まっている。カナダ国内のカフェではエスプレッソに熱湯を加えて作る定番のコーヒー、アメリカーノをカナディアーノという名称に変更する動きが広がっている。カナダ国旗の日の前日、国旗メーカー・フラッグス・アンリミテッド社の商品の売り上げが倍増したという。世論調査ではアメリカへの好感度が今月には24%まで低下。アメリカ・トランプ大統領の侮辱発言に立ち向かうカナダ・カーニー新首相。2008年、カナダの中央銀行総裁に就任。リーマンショック後の経済危機を収拾。2013年、イングランド中央銀行総裁に外国人として初めて就任。当時、イギリスのEU離脱の交渉が難航する中、ポンド急落の難局を乗り切った。カナダとアメリカは、隣国同士ながら異なるアイデンティティーを持つ。そもそも国の成り立ちが違う。カナダの国家元首はチャールズ国王。言葉のつづり、公用語の違いもあるという。1812年・米英戦争はイギリスに対するアメリカの2度目の独立戦争。佐藤信行氏によるとカナダの領土は守られたが南から侵略の危険性を実感しカナダ人のアイデンティティーが誕生とのこと。
佐藤信行氏は「カナダはアメリカとの距離感については、一定の経験値がある。(アメリカ・トランプ大統領の発言について)国際社会における主権国家同士のルールに違反しているのは当たり前だが、カナダの基本的な政治的メンタリティーはリベラルの中道寄りトランプ大統領が持っているような価値観に共鳴する有権者はほとんどいない」などと話した。デーブ・スペクターさんは「このタイミングでカーニー首相になったのはとてもいいこと」などとコメントした。カーニー首相について佐藤信行氏は「カナダの国会に議席を持っていないが経済人としてのパフォーマンスは非常に大きなものがある」、中野信子さんは「合理的に振る舞わない人への対処スキルはどうなのか」、佐藤信行氏は「一定の洞察力は持ち合わせる人」などとコメントした。
カナダ・カーニー新首相は、初の外遊先として慣例を破りアメリカではなく、17日にフランス・パリを訪問し、マクロン大統領と、イギリス・ロンドンを訪れスターマー首相と会談した。現在のカナダはカナダの先住民、フランス人、イギリス人によって築かれた。カナダにとって最も強力で最も信頼できる二大パートナー。カーニー首相は「両国首脳との会談を我が国の貿易安保関係がアメリカに依存しすぎているのは明らか。多角化しなければならない」と述べている。先月EUとの経済連携の強化を確認。2日、欧州主要国とウクライナなどとの首脳会議に参加。欧州主導で進むウクライナへの平和維持部隊創設にカナダが加わる可能性も報じられている。国内ではEU加入論も浮上。2月下旬の世論調査で「EUに加入すべきだ」44%。1994〜2020年、北米自由貿易協定(NAFTA)発効。カナダの輸出の約77%が対アメリカ、対EU約4%。輸入に関しても対アメリカ約50%、対EU約12%。名目GDP(2023年)アメリカ約4000兆円>カナダ約300兆円。カーニー首相も「同等の金額の関税で対抗する能力には限界がある」と話している。
カナダは安全保障もアメリカに依存。ロイターによるとカナダは国防予算のおよそ80%をアメリカの兵器に費やしている。カナダとアメリカは同盟関係にあり、NATOの加盟国。兵数はアメリカ軍約127万人、カナダは約6万6000人(G7で最少)。カーニー新首相は最新鋭のF35戦闘機についてアメリカからの購入の見直しを表明。オーストラリアと技術開発で協力し北極圏で新たな軍事レーダーを建設する計画を明らかにした。佐藤信行氏は「カナダの基本的な戦略は多極外交」などとコメントした。
安全保障分野でのカナダのアメリカへの依存について。佐藤信行氏は「冷戦構造の下では、アメリカとソビエトの中間に位置するという地政学的な条件が、カナダのあり方を決めてきてしまった。それが解消した後には、多極的な外交のスタンスに力を入れていくことができる状態になった」などと解説した。中野さんは「アメリカの顔色を伺わなければいけない国としては一緒かもしれない」などと話した。デーブさんは「カナダにこんなこと言うのかと呆れている」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月11日放送 15:10 - 16:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
カナダではG7サミットが開かれる予定となっている。日米仏英独伊加の7カ国とEUが参加する会議であり、Group of Sevenと言う意味でありランブイエで第1回のサミットが開かれたものの、今年で50周年の節目を迎えることとなる。今年はカナダのリゾート地・カナナスキスで行われる。以前にもカナナスキスでは行われていて当時はロシア・プーチン大統領も参加しG8とな[…続きを読む]

2025年3月13日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
新村さんの経済視点は「ドル建て商品価格×ドル円のリスク」で、「トランプ関税の影響で景気への懸念が出てきている。原油は下がっている。中国は経済対策を行う。金属の価格は上がっている。円は史上最大の円の買い越しにも関わらず150円台。利益確定の時に急に円安に動く可能性がある。円建ての価格が下がっていることで安心しているがもう一度円建ての価格が上がる時に備える」など[…続きを読む]

2025年3月11日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルピックアップNEWS
アメリカ・トランプ大統領の追加関税に対して昨日、中国側が第2弾の報復関税を課した。一方、カナダでは次期首相が選出され、今後トランプ政権とどう向き合うのか注目されている。きのう中国政府は、アメリカ産の鶏肉や小麦など29品目に15%、大豆や牛肉など711品目に10%の追加関税を発動した。トランプ政権が中国への追加関税を10%から20%に引き上げたことへの対抗措置[…続きを読む]

2025年3月10日放送 22:00 - 23:08 テレビ東京
ワールドビジネスサテライトWBS Quick
カナダの与党自由党は9日、次期首相となる新たな党首に中央銀行総裁などを歴任したマークカーニー氏を選出した。アメリカのトランプ政権が関税強化を打ち出すなどカナダへの圧力を強めていることへの対応が争点となり国際経験豊かなカーニー氏に期待が集まった。カーニー氏はアメリカの関税圧力を「不当だ」と批判し報復措置の方針を継続すると表明。

2025年3月10日放送 11:55 - 13:55 日本テレビ
ヒルナンデス!(ニュース)
カナダ与党・自由党はトルドー首相のインフラ対応などを巡る支持率低下による辞任表明を受け、9日に党首選挙を実施。中央銀行元総裁・マークカーニー氏が政治経験はないものの約86%の票を獲得し当選した。トルドー氏の正式辞任後に首相就任する予定で、関税などで圧力を強めるアメリカ・トランプ政権への対応が最大の課題だ。カーニー氏は演説で「不当な関税をかけ攻撃するトランプ氏[…続きを読む]

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