カナダのトルドー首相の辞意表明に伴う自由党の党首選挙は9日に開票が行われ、元カナダ銀行総裁のマーク・カーニー氏が8割以上の党員票を獲得し勝利した。関税強化の圧力をかけカナダを51番目の州にすべきだと繰り返すアメリカのトランプ大統領への対応が最大の焦点となる。カーニー氏は「カナダはいかなる方法、形であれ決してアメリカの一部になることはない」と述べた。カーニー氏はトルドー氏が辞任した後、正式に首相に就任する予定で、党首選勝利をはずみに早期の総選挙に踏み切るか、その動向が注目される。
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