道の駅で出会った高橋さんのご自宅は千歳駅から車で10分、600坪の土地に建つ畑付きの2階建てログハウス。リビングダイニングのど真ん中にはログハウスに憧れていた御夫婦こだわりのカナダから取り寄せた大黒柱がある。夫婦で木を選んで皮をむいて設置したそう。さらに高橋さん夫婦1番のお気に入りがテラスから見える景色。400坪もある家庭農園では妻・佳那さんがキュウリやトマトなどの野菜から千歳の特産品・ハスカップといったフルーツを栽培している。他にも7帖の寝室に5畳の書斎など敷地面積600坪、築7年の3LDKログハウス。都内で同じ広さの土地を購入した場合、査定額は約18億5000万円。ちなみに隣の札幌市でも約4.5億円。しかし高橋さんのお宅は土地700万円、建物3000万円の3700万円。農地として買ったそうで「農村再生特区」といい農家として働いて家を建てるのが条件だという。農村再生特区は農家減少を食い止めるため広い農地をいくつかに分けて格安で売りに出し、小規模でも農業を始めようという人を増やしていく政策。敷地で農業を営むことが条件のかわりに激安で土地を購入することが可能。