三菱UFJ信託銀行・齊藤さんが電話で解説。ドル/円予想レンジ:153.80円~155.90円。引き続きトランプ関税に関する報道に注意が必要だが、ADP雇用統計やISM非製造業景気指数の発表が予定されていて、数字が市場予想を上回った場合は、素直にドル買いで反応すると予想。注目ポイントは「弱いヨーロッパ経済トランプ関税とユーロドル」。齊藤さんは「1月30日のECB理事会」中銀預金金利など・25bp引き下げ、物価目標・インフレ鈍化は順調に進んでいる、経済成長・下振れ方向。足元ではトランプ関税が市場のホットトピックとなっていて、ユーロ圏に対する関税の税率水準や時期に関する明言はないが、遅かれ、早かれ、カナダやメキシコと同様に付加される公算は非常に大きくなっている、「ヨーロッパに対するトランプ関税の影響は非常に大きい。引き続きユーロ売り圧力となり、ユーロドルの下押し材料になるだろう。中期的ドル買いの傾向は続きやすい時間帯が続くと見られ、向こう3カ月程度をめどにユーロドルは、2022年11月以来となるパリティを目指す展開を想定」などと話した。