カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールの経営陣らが来日しきょう会見を開いた。そこで示したのはセブン&アイHD買収への強い意欲。これまでセブン&アイHDはクシュタールから7兆円規模の買収提案を受けている。アメリカでの店舗数は1位セブン&アイ、2位クシュタール。セブン&アイは規制への対応が課題だとし、クシュタールに協議を続ける前提条件として2000店舗以上の売却を要求していた。これに対し、クシュタールは声明を発表。セブン側の対応を批判していた。そんな中行われた注目の会見。クシュタールのアラン・ブシャール会長は買収の意義を強調。一方で買収協議が進んでいないことについては「規制関連に限定されたものにとどまっていて、幅広い条件の話し合いに至っていない。私たちにとってかかっているストレスは時間。敵対的な買収というのは当社計画にはない」などコメント。クシュタールに買収された場合、セブン-イレブンの店舗はどうなるのか。アレックス・ミラーCEOは「買収を通じて成長を求めている。そのための投資」などコメント。