ドイツではカボチャの事を「ホッカイドウ」と呼んでいる。何故なのかそのルーツに迫った。北海道のカボチャについては道北の和寒町が作付面積と収穫量共に全国1位。北海道の食材に詳しい中川学さんは「ホッカイドウという名前でドイツで栗カボチャが流行している」などと話した。現地を調べると食料品店や青果店に「ホッカイドウ」という名前でカボチャが陳列されていた。ドイツ在住40年以上の古嵜寛志さんはドイツでカボチャの栽培を始め、ホッカイドウと名付けて売り出したという。古嵜さんは食品の輸入販売業などを営みながら日本野菜の現地生産にも挑戦。種苗の海外持ち出しに制限がなかった時代に種苗会社を通じて購入した北海道産の栗カボチャの種をドイツに持ち込んで約3トンのカボチャを収穫した。ホッカイドウの普及も背景にドイツ国内のカボチャの作付面積はここ15年で3倍以上に増加した。古嵜さんによるとホッカイドウはフランスやオランダなどヨーロッパ各国にも広がっているという。
