ワシントン支局から中継。アメリカのバイデン大統領は大統領執務室で行った演説に家族も同席させ、選挙戦からの撤退の悔しさもにじませた。バイデン大統領は「民主主義を守ることはどんな肩書よりも重要だ。新しい世代にバトンを渡すのが最善の策だと決めた」と述べた。バイデン氏は演説で名指しを避けたものの、トランプ氏を批判する代名詞として使っていた「独裁者」などの言葉を強調しトランプ氏への対決姿勢を示した。また、「来年1月の任期を全うし物価高対策などに全力を尽くす」と訴えた。一方トランプ氏はSNSで早速反応し「演説はかろうじて理解できる程度だった。バイデンとハリスは米国にとって大きな恥だ」と批判した。