アメリカ・トランプ前大統領は12日、大統領選挙で支持を表明している実業家のイーロン・マスク氏と旧ツイッター、Xで2時間以上対談した。音声のみだが一時100万人以上が聞いた。話題は先月起きたトランプ氏銃撃事件や移民問題。その後、両者の批判の矛先は、バイデン大統領やカマラハリス副大統領に。トランプ氏がEVが必要とする電力は化石燃料から発電していると述べるなど環境政策などで意見の相違はあるものの、トランプ氏を持ち上げる場面が多く司会者のような立ち回りに徹したマスク氏。トランプ氏が大統領になった場合、政治の舞台での存在感を高めたい思惑が透けて見える。