来週に迫る米国大統領選。ハリス氏の集会には大物歌手のジェニファー・ロペスさんが駆け付けた。ジェニファー・ロペスは両親がプエルトリコにルーツを持っている。強い口調で気分を害したと訴えるきっかけになったのは先月、トランプ氏を支持するコメディアンがプエルトリコはごみの島と発言したこと。トランプ氏側への批判が広がっていたがその後、今度はバイデン大統領がトランプ氏の支持者をごみ呼ばわりしたと受け取られかねない発言をし両陣営の、ののしり合いがヒートアップしている。翌日にはトランプ氏が「トランプ」と書かれたごみ収集車の中からバ イデン氏の発言を批判。大統領選が来週に迫る中、続く非難の応酬。
大きな争点となっているのが中絶の権利を巡る問題。激戦州の1つ南部アリゾナ州ではハリス陣営が人工妊娠中絶の権利などを訴えて回っていた。現在、20州で中絶に厳格な規制を設けている米国。アリゾナ州でも妊娠15週以降の中絶が禁止されている。中絶の権利を訴えるハリスがこの州に特に力を入れるのには訳があった。それは大統領選と同じ日に行われる中絶の権利を巡る住民投票。5月発表の世論調査ではアリゾナ州に住む60%が中絶の権利を支持。中絶の権利を訴えるハリス陣営は住民投票があることで投票に行く人が増え、大統領選にも追い風になるとみている。一方、宗教上の理由で真っ向から対立する意見もある。住民投票の結果次第では現在の15週から22から24週ごろまでの中絶が合法化されるアリゾナ州。医師は州が定める15週という期間は女性に十分な配慮がなされていないと訴える。中絶賛成派のハリス。対するトランプ氏は大統領選への影響を考え州レベルの課題だとして全国的な中絶禁止には賛成しない意向を示している。
大きな争点となっているのが中絶の権利を巡る問題。激戦州の1つ南部アリゾナ州ではハリス陣営が人工妊娠中絶の権利などを訴えて回っていた。現在、20州で中絶に厳格な規制を設けている米国。アリゾナ州でも妊娠15週以降の中絶が禁止されている。中絶の権利を訴えるハリスがこの州に特に力を入れるのには訳があった。それは大統領選と同じ日に行われる中絶の権利を巡る住民投票。5月発表の世論調査ではアリゾナ州に住む60%が中絶の権利を支持。中絶の権利を訴えるハリス陣営は住民投票があることで投票に行く人が増え、大統領選にも追い風になるとみている。一方、宗教上の理由で真っ向から対立する意見もある。住民投票の結果次第では現在の15週から22から24週ごろまでの中絶が合法化されるアリゾナ州。医師は州が定める15週という期間は女性に十分な配慮がなされていないと訴える。中絶賛成派のハリス。対するトランプ氏は大統領選への影響を考え州レベルの課題だとして全国的な中絶禁止には賛成しない意向を示している。