カメノテは北海道からマレー諸島まで分布するエビやカニと同じ甲殻類である。秘密兵器は端っこが滑車になっていて生き餌をつけて海の真ん中まで持っていく。サメが食いつくと大海に逃げていくためロープが張った所で自転車のチューブが伸び縮みする。疲れたところを海に入り捉える。ナスDは理論上100%釣れるという。餌を釣ることから初めてカメノテでタカベを釣り上げた。タカベは日本の固有種で日本でしか姿を見ることが出来ない。食用としての歴史は長く、平安時代に中秋の名月を見ながら詠われるほど美味しかった。刺し身にはむいてないが焼き魚やからあげに調理できる。イスズミは連れた瞬間にうんこを出すためクソタレなどと呼ばれている。夏場は磯臭いが冬場はたんぱくで美味しいという。切り身を酢漬けにして約みや香草を添えてピーマカという郷土料理がある。臭いと生命力の強いイスズミをサメの通り道に仕掛ける。その間に土のうを運び、家を立てる。