小泉農水大臣が、コメの緊急輸入も選択肢に入れているという。カリフォルニア米、きょうからイオンで販売。備蓄米が尽きた場合は海外からの緊急輸入も検討するという。無関税の「ミニマムアクセス米」の活用も可能との考えを示した。小泉農水大臣はこれまでの対応をしっかりと分析するという。小泉大臣は農協改革にも言及。農家のみなさんに選ばれる組織であれば農協でなくても他でもかわまないと思っているという。JA全中の定例会見では、自己改革に取り組んでいきたいという。江藤拓前農水大臣のときに、JAが9割以上落札した備蓄米について、消費者に届くよう取り組んでいるという。しかし小売に届いているのは13パーセントだ。その間に、随意契約の古古古米が店頭に並びはじめた。きのう、ローソンや、ファミリーマートにも並んだ。内田米店では先週、古古古米の契約を申し込んだというが、米が届く気配はないとのこと。宮城商事では古古米を5kg2000円で販売。あっという間に売り切れた。備蓄米はなぜ行き渡らないのか。備蓄米を運ぶ運送会社は、前回と今回の備蓄米取引が重なり、倉庫からの輸送を担当している会社が混乱しているという。小売店が備蓄米の原料の手配を頼んでいるが、輸送会社が電話に出てくれない、折り返しも来ないという。逼迫していて返事ができない状態だとのこと。ギフライスでは精米の準備をしているが米が入ってこないという。備蓄米がいきわたるのはいつになるのか。7月になれば落ち着くと宇都宮大学の松平尚也助教がいう。