吉崎達彦さん「今週からアメリカ・シカゴで民主党大会が行われまして、ハリス氏・ウォルズ氏が正式に候補者として公認されるわけですが、支持率はハリス氏がトランプ氏より1ポイントほどリードしている形ですね。ハリス氏はカリフォルニアで検察官をやっていた時期が長くて、2016年の上院議員当選以来、政治家になってから10年も経っていません。だから、政治家としてどういったことを考えているかという判断材料がないんですよ。バイデン氏の人気がなくてハリス氏に差し替えられたわけですが、どこかで差別化していかないといけない。国民が今一番不満があるのはインフレと移民で、ハリス氏はこの週末にアイディアを打ち出してみたのはいいですが、ちょっと疑問や不安が残りますね。トランプ氏はチップを非課税になるといった政策を挙げていたりFRBに利下げ圧力をかけたりと挙げており、来月のFOMCで蒸し返される可能性がありますね」などと話した。