赤澤経済再生担当大臣が出席した関税措置をめぐる日米交渉で、アメリカ側は関心を持つ農作物にコメ、じゃがいもなどを列挙した。今後の交渉ではこうした農産物のアメリカからの輸入拡大が焦点の1つになるとみられる。江藤農林水産大臣は「関税となると日米貿易協定に踏み込む話になる」、「国益を最大にする努力を粘り強くやっていく」などとコメント。コメの輸入拡大については「カリフォルニアのコメが安いんだったら日本に輸入して店頭に並べてほしいという気持ちはよくわかるが、主食のコメを海外に頼り、国内生産が大幅に減少することが国益なのか、国民全体として考えていただきたい」と述べた。