全国674店舗を展開する「無印良品」は営業収益はここ5年、右肩上がりで過去最高。店舗数も拡大を続け、その勢いは加速中。海外でも無印良品は「MUJI」として親しまれ、国内より海外の店舗数の方が多い。国内外での店舗拡大が業績好調の追い風になっている。幅広い客から支持を得るワケが「リピート買い」している商品があるという声。良品計画生活雑貨部・大箸万里子部長は「この約2年で日用品のシリーズの品ぞろえを広げているので、お客様の来店率も上がっている。そこが売り上げを大きく伸ばしている大きな要因の1つ」と話した。リピート買いしてもらえる日用品に力を入れ売り場スペースを拡大。1980年の無印誕生当時から「無駄を省き本当に必要なものを必要な形で提供」というこだわりがある。茶色いキッチンペーパーは漂白を省き環境にも優しい。無印良品を愛用している都内在住の男性は日用品以外もリピート買いしているという。