開催中のヴェネチア国際映画祭で、コンペティション部門にノミネートされた濱口竜介監督の映画「悪は存在しない」の映像が初公開された。ドライブ・マイ・カーで、監督を務めた濱口竜介監督と音楽を担当した石橋英子氏が共同企画した作品だ。主人公が暮らす自然豊かな村に、宿泊施設を建設する計画が持ち上がり、生態系への影響が明らかになる物語だ。石橋氏がライブ用の映像制作を濱口監督に依頼し、それをきっかけに、濱口監督が脚本を書き下ろしたという。今回受賞すれば、三大映画祭を制覇することになる。役所広司主演の映画「PERFECT DAYS」が来年のアカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表に決定した。