ロッキーズの菅野智之は日本人投手でトップの11勝をあげている。投球データを分析する内田聖人氏によると、ストレートの平均球速、空振り率などは決して高くはない。だが、立てたプランを高レベルで実践できているという。修正力に加え、ストライクとボールゾーンの境目に近い領域に投げられると制球力も高い。8月1日のロイヤルズ戦、相手打者が変化球を狙っていることに気づくと、菅野はストレート、カットボールなど速球系をメインに投げ込み、7回途中を1失点にまとめた。今季は曲がりの大きいスイーパーを減らす一方、スライダーを増やし、左打者の後ろ足を狙っている。
