世界で原油の供給不安が続く中、6日ホワイトハウスで開かれたイースター恒例行事に参加したトランプ大統領。その後の会見ではイランに撃墜され行方不明になっていたアメリカ軍の乗組員救出を称え、その成果を強調した。そしてイランとの停戦交渉については軍事行動の可能性を強く示唆し、期限としている7日午後8時に日本時間の8日午後9時までにイランが停戦合意しなければ「国を一晩で壊滅できる」と警告した。交渉期限に迫る中、イラン側は仲介国による一時停戦案の受け入れを拒否し戦闘の「恒久的な終結」が必要と訴えた。こうした中イランメディアは7日、石油積み出し拠点があるカーグ島にアメリカやイスラエルから攻撃があったと報じた。停戦交渉の行方に不透明感が広がる中、国際的な取引の指標となるWTI原油先物価格は7日も上昇し、一時1バレル116ドル台をつける場面もあった。イラン攻撃後の先月8日につけた直近の高値119ドル台に迫りつつある。そして原油価格の上昇によるインフレ懸念の高まりから長期金利の代表的な指標である新発10年物国債利回りはきょう一時2.430%まで上昇し、1992年2月以来約27年ぶりの水準をつけた。
