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「ガザ日記」 のテレビ露出情報

イスラエル軍の攻撃で、連日多くの犠牲が出ているガザ。今、一冊の日記が注目されている。「ガザ日記」は、攻撃にさらされるガザの人々の暮らしが克明につづられたもので、これまでに13の言語で翻訳され、5月には日本でも出版された。書いたのは、ガザ地区で生まれ育ち、ガザの人々の暮らしをモチーフにした小説を書いてきた作家・アーティフアブーサイフさん。現在はヨルダン川西岸で暮らしている。去年12月にガザを出るまでの日々を日記に記した。最も死を身近に感じたのが11月4日、ガザ北部ジャバリアで避難生活を送っていたときのこと。直前までことばを交わしていた友人が、ミサイル攻撃に巻き込まれ死んでいたという。当初、みずからの経験を記録しようとつづり始めた日記。戦闘が長引く中で、その内容は次第に変わっていった。避難生活の中で、さまざまな人の話に耳を傾けてきたアブーサイフさん。特に力を入れたのは、彼らが生きてきた物語を記すこと。アブーサイフさんが作業のために通っていた記者クラブで事務員をしていたアフマドファーティマさんは、厳しい環境の中での日記の執筆を支えてくれた。記者たちの犠牲が相次ぐ中、アフマドさんもカメラを持って取材に出かけるようになった。「また会おう」と、いつものように握手を交わして別れたその5日後、イスラエル軍による攻撃で命を落とした。アブーサイフさんは今も多くの親戚や友人がガザに残っていて、不安な日々が続いている。この本の収益は全額、パレスチナ支援を行う団体への寄付に充てられる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月21日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道Human@globe
ガザ日記 ジェノサイドの記録は戦争での攻撃にさらされるガザの人々について刻銘につづったもの。書いたのは作家のアーティフ・アブー・サイフさん。ガザ地区出身で10代の頃からガザについて小説を数々書いた。

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