2024年7月23日放送 6:30 - 7:00 NHK総合

NHKニュース おはよう日本
注目の経済&各地の話題をまとめて!

出演者
渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 是永千恵 野口葵衣 
(ニュース)
東海道新幹線 始発から通常通り再開

きのう、東海道新幹線で保守用の車両どうしが衝突して脱線し、終日、浜松名古屋間で運転を取りやめるなどダイヤが大幅に乱れた。JR東海によると、先ほど午前6時の始発から全線で通常どおり運転を再開した。

キーワード
東京駅東海旅客鉄道東海道新幹線
おはBiz
新築マンション 東京23区で大幅減

調査会社の不動産経済研究所によると、ことし1月から6月までの半年間に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションの戸数は合わせて9066戸で、去年の上半期と比べて13.7%減少し、4年ぶりに1万戸を割り込んだ。千葉県と神奈川県で増えた一方、価格が高騰している東京23区で大幅な減少となり、全体を押し下げた形。一方、1都3県の新築マンションの1戸当たりの平均価格は7677万円と、過去最高だった去年に次ぐ水準となった。調査会社は「秋にかけて都心の供給戸数はやや戻ると見ているが、首都圏の価格の高止まりは続くとみられる」としている。

キーワード
不動産経済研究所
“仕事より余暇” 過去最高

民間の団体・日本生産性本部が毎年行っている調査で、仕事よりも余暇を重視する人の割合が過去最高となった。日本生産性本部・長田亮主任研究員は「働き方が多様化し、ワークライフバランスの考え方にシフトしている。働くこと一辺倒ではなく、それ以外の時間を大切にしたいという気持ちが根づいているのではないか」とコメント。

キーワード
日本生産性本部長田亮
“適切な価格転嫁”へ初会合

中小企業が適切な価格転嫁を行えるよう、下請法の改正を議論する政府の有識者会議の初会合が開かれた。大学教授や弁護士、経済団体の幹部などが出席し、発注する側が不当に低い価格を定める「買いたたき」や下請け企業に不利な商慣行の是正のほか、発注者と受注者が対等な関係であることを示すため「下請け」という用語の見直しについても議論していくことを確認したという。政府は、早ければ来年の通常国会にも下請け法の改正案を提出したいとしている。

Eyes on 国産AI 勝ち筋は“日本仕様”

生成AIといえば、オープンAIのチャットGPTなど海外勢が先行しているが、今、日本に特化したAI技術を武器に市場を切り開こうとする日本のベンチャー企業がある。2014年に設立された東京のITベンチャーは、画像スキャンや産業用ロボットなど、AIのサービスを開発してきた。去年は石油元売り大手のプラントにAIの技術を提供して、業務の効率化を支援した。プラントの運転は温度や圧力など、さまざまなデータの変化を技術者が監視しながら手動で行ってきたが、プラント内に蓄積された膨大な情報をAIに学習させることで、運転を一部自動化することに成功した。今、この会社が新たに取り組んでいるのは、日本語に特化した生成AIの開発。生成AIは質問に回答したり、アイデアを出したりするが、その能力を左右するのが学習させる言語の量や質になる。海外企業の生成AIは、日本語による学習量は少なく、不自然な日本語や日本の文化にそぐわない回答を導き出すケースがあると指摘されている。一方、このITベンチャーは、日本語の学習量を大幅に増やし、日本文化にまつわるデータを学ばせた。その結果、現時点の生成AIの性能テストで、日本語の分野では海外勢を上回ったことが確認された。今後はまず、製造業や素材産業などで使われる専門用語を学習させて、需要が拡大する国内のAI市場を獲得していきたい考え。国産の生成AIの開発は国も後押ししている。このITベンチャーを含め、複数の企業や大学などが国の支援を受けて開発を進めている。そのうちの1社、元グーグルの研究開発者らが創業した・sakana.aiはおととい、最新の技術を発表した。AIが生成した浮世絵風の画像を紹介。「植物と花がある、蝶が飛んでいる、最高品質の浮世絵」と入力して指示すると表示され、およそ2万4000点を超える浮世絵の画像データを学習したという。

キーワード
GENIACグーグルプリファード・ネットワークス人工知能千代田区(東京)
経済情報
(特集)
作家が伝える 人々の“物語”

イスラエル軍の攻撃で、連日多くの犠牲が出ているガザ。今、一冊の日記が注目されている。「ガザ日記」は、攻撃にさらされるガザの人々の暮らしが克明につづられたもので、これまでに13の言語で翻訳され、5月には日本でも出版された。書いたのは、ガザ地区で生まれ育ち、ガザの人々の暮らしをモチーフにした小説を書いてきた作家・アーティフアブーサイフさん。現在はヨルダン川西岸で暮らしている。去年12月にガザを出るまでの日々を日記に記した。最も死を身近に感じたのが11月4日、ガザ北部ジャバリアで避難生活を送っていたときのこと。直前までことばを交わしていた友人が、ミサイル攻撃に巻き込まれ死んでいたという。当初、みずからの経験を記録しようとつづり始めた日記。戦闘が長引く中で、その内容は次第に変わっていった。避難生活の中で、さまざまな人の話に耳を傾けてきたアブーサイフさん。特に力を入れたのは、彼らが生きてきた物語を記すこと。アブーサイフさんが作業のために通っていた記者クラブで事務員をしていたアフマドファーティマさんは、厳しい環境の中での日記の執筆を支えてくれた。記者たちの犠牲が相次ぐ中、アフマドさんもカメラを持って取材に出かけるようになった。「また会おう」と、いつものように握手を交わして別れたその5日後、イスラエル軍による攻撃で命を落とした。アブーサイフさんは今も多くの親戚や友人がガザに残っていて、不安な日々が続いている。この本の収益は全額、パレスチナ支援を行う団体への寄付に充てられる。

キーワード
アフマド・ファーティマアーティフ・アブー・サイフガザ日記 ジェノサイドの記録ジャバリア難民キャンプ
(ニュース)
富士山遮るマンション 解体工事開始

「富士山の眺望を遮る」という理由で引き渡しの直前に解体の方針が決まった東京・国立市内の分譲マンションについて、事業者の積水ハウスによると方針決定のあと周辺の住民に対し経緯や解体工事のスケジュールを個別に説明していたが、準備が整ったことから解体工事を開始したという。後期は来年8月までの予定で、解体後の跡地の利用は未定だとしている。

キーワード
国立(東京)富士山積水ハウス
(経済情報)
経済情報
おはよう天気
全国の気象情報

渋谷からの中継で気象情報を伝えた。

キーワード
渋谷(東京)
交通情報
鉄道情報
道路情報
(気象情報)
関東の気象情報

関東の気象情報を伝えた。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.