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- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 是永千恵 野口葵衣
米国のバイデン大統領は21日午後に声明を出し、秋の大統領選挙での再選を断念し、選挙戦から撤退する考えを表明した。そして後任の民主党の大統領候補として、ハリス副大統領を支持する考えを示した。再選を目指す現職大統領が選挙戦の途中で撤退するのは、1968年のジョンソン大統領以来、56年ぶりの事態。
ウクライナで世論調査が行われた。調査は、ウクライナの調査機関などが2000人のウクライナ市民を対象に行ったもの。それによると、「ウクライナは占領された領土を解放するまで戦うべきだ」と回答した人は63%で、全体では多くの人がロシアと徹底的に戦うべきだと考えていることが分かった。ただ、こう答えた人が60歳以上では71%に上ったのに対して、20代〜30代では54%だった。一方、「交渉を通じて戦争終結の妥協点を探ることに同意する」と答えた人は、20代〜30代では31%で、60歳以上に比べて10ポイント高くなるなど、若い世代では徹底的に戦うべきだという考えに否定的な人が一定数いることが分かった。調査を行った機関「レーティング」の責任者は、NHKの取材に対して「世代間の認識の違いは大きい。年配の人は軍に動員されないが、そうでない若い人たちは、自分たちの将来がどうなるのかという中で悲観的になる人が多い」と述べ、軍への動員が厳格化されていることが、若い世代の世論に影響している可能性を指摘した。
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JR東日本は、線路脇に敷く石を運ぶ新たな車両を半世紀ぶりに導入した。何が変わったのかを取材。JR東日本新潟支社が新潟・長岡市で開いたある撮影会。鉄道ファンのシャッター音の先にあるのは「ホキ800形」。半世紀にわたって石を運搬し敷き詰めてきたが、老朽化に伴い、その役目を終えた。ホキ800形が運んでいたのは、鉄道の安全な運行には欠かせない砕石と呼ばれる石。列車が通るときのクッションとして振動を抑え、枕木を支える。ただ、時間とともに小さくなるため、定期的な交換が必要。ホキ800形は、機関車にけん引されて石を運んでいた。国鉄時代の1958年から作られて、鉄道の安全を守ってきた陰の立て役者。惜しまれつつ姿を消すホキ800形に代わり開発されたのが「GV−E197系」。その姿はJR東日本が列車で石を運ぶ群馬県で唯一の拠点、渋川市の小野上駅にあった。高崎支社は新型車両の試験運用を経て、ことし4月から東京、神奈川などの首都圏各地で本格運用を始めた。新型車両のメリットを紹介。機関車から電気式の車両になりJR東日本が強調したメリットが、運転士の養成。JR東日本ぐんま車両センター・柳澤佑輔さんは「今までは機関車特有の教育が必要だったが、電車の免許を持っている人に関しては“ワンハンドルマスコン”という1つのハンドルでブレーキとアクセルが扱えるようになった、効率的になった形になっている」と述べた。このほかにも、前後に運転できる車両があることで可能になったスムーズな方向転換、レールの間に効率的に石を敷き詰められる機能も特徴だとしている。さらに新型車両の導入に伴って、JR東日本管内で列車で石を運ぶ拠点を3分の1の4か所に集約。効率的な運用やコスト削減も図ったとしている。
4年前の豪雨で泥水につかった写真。熊本県人吉市では、ボランティアがこれまでに7万枚以上を洗浄。自宅が被災した女性は、息子の写真を洗ってもらった。「(豪雨で)こんなになったと思っていたのがきれいになって返ってくる、うれしいなんてもんじゃないです」と述べた。
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米国のバイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明したことによる、金融市場への影響について。撤退のニュースが伝わったのは米国の日曜日のため、ニューヨーク市場の反応はまだない。週明けの取り引きが始まった外国為替市場では、現在1ドル=157円台前半〜半ばの水準で推移している。選挙戦が不透明になったという見方もあるようだが、これまでのところは反応は限定的だと言えそう。東京市場でどう反応するのか注目。
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物流の効率化に向けて、パレットと呼ばれる荷物を載せる台の大きさに統一の規格が設けられることになった。パレットは物流業界で普及している荷物を載せるための台で、フォークリフトを使って積み降ろしをすることができる。しかし、商品や会社によって、さまざまなサイズのパレットが使われているため、物流業者は届け先で荷物を積み替える手間がかかっていた。国土交通省などの有識者会議が設けたパレットの統一規格は、1.1メートル四方、高さを14.4センチ〜15センチなどとしている。どの現場でも同じ規格のパレットが使われるようになれば、荷物の積み替えの手間が省けるほか、現場で使い回す機会が増えてコストの削減にもつながることが期待されている。
来週開かれる日銀の金融政策決定会合で焦点となるのは、減額する国債の規模やペース、追加の利上げはあるのか。私たちの暮らしに影響が大きいのは金利。日銀の政策金利の推移を紹介。1990年には6%あったが、99年にはゼロ金利、そして2016年にはマイナス金利を導入した。そしてことし3月、およそ17年ぶりに利上げに踏み切り、僅かだがプラスに浮上した。今の政策金利は0%〜0.1%。日銀が決める政策金利は、あらゆる金利に影響する。マイナス金利の解除による変化を紹介。1年前と現在を比較すると、メガバンクの普通預金の金利は去年7月は0.001%、10年の定期預金は0.002%と雀の涙だった。それが今は、普通で0.02%と20倍に、定期は0.3%に増えた。100万円を普通預金に預けた場合で見てみると、去年は1年間の利息が普通預金で10円、定期預金で20円だったのが、現在は普通預金で200円、定期預金で3000円へと変化した。日銀はいつ次の利上げに踏み切るのか、みずほリサーチ&テクノロジーズ・服部直樹首席エコノミストは「日本経済がこれまでのような緩やかな回復を続けた場合、ことしの9月と来年の3月にそれぞれ0.25%ずつ政策金利が引き上げられ(来年には)0.5%まで政策金利が上昇すると予想している。一方で日本経済をもう少し長い目で見ると、物価や賃金の高い伸びが続いたり、企業の設備投資が増えたりして、日本経済の成長率が今後力強く拡大していくと、最終的には2.75%まで上昇する可能性があると試算している」と述べた。服部さんによると、政策金利が2.75%になると日本の家計全体の金融資産は、預金利子などで8.9兆円プラスに増加する。ただ一方で、住宅ローンの利払いが増える分が5兆円になる。差し引きすると3.9兆円のプラスになる。これを1世帯あたりに換算すると、年間7万7000円のプラスになるという。国全体で見ると金利が上がると家計にはプラスになるが、住宅ローンを抱えている人のケースで見ると、状況は大きく変わる。例えば30代の人の場合、金融資産の増加分よりもローンの利払いの負担のほうが大きく増えるため、1か月あたりでは4.6万円のマイナスになってしまう。さらに住宅ローンがなくても、金利の影響を受けやすい人たちがいると指摘する専門家もいる。日本総合研究所・西岡慎一上席研究員は「(70歳以上の)高齢世帯では、資産格差が大きく金利上昇の恩恵が及ばない世帯が多い」。高齢世帯では単身の人が多いこともあり、金融資産が600万円を下回っている人の割合は全体の42%を占めている。そうした人たちは利息などの恩恵を受けにくいため、インフレで家計がより厳しくなるのではと西岡さんは指摘、「高齢者の雇用を促進し、収入を増やす必要がある」としている。
香川県三木町・香川大学医学部附属病院で小学生が医療を学ぶ体験教室が開かれた。風船やストローを使って肺の仕組みについて学ぶ工作も行われた。
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晴れて暑い日のお出かけ、服装選びは色にも注目。5色(黒、緑、赤、青、白)のTシャツを日向において実験。温度が一番高いのは黒、一番低いのは白。暑そうに見える赤も意外と低めで、色によって光の吸収の度合いが違うからだという。さらに色を増やし、白に加えて薄いピンクやクリーム色、黄色も温度が低め。
7時台の注目は「米バイデン大統領 大統領選から撤退表明」ほか。
渋谷からの中継で気象情報を伝えた。
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関東の気象情報を伝えた。