自民党総裁選の仕組みを解説。1回目の投票は国会議員票367票と党員党友票367票の合わせて734票で争われる。ここで過半数が取れれば当選し、その人が自民党の新しい総裁になる。過半数に誰も届かなった場合は上位2人で決選投票となる。決選投票は国会議員票367票と都道府県連票47票の合わせて414票で争われる。ここでより多くの票を獲得したほうが当選、自民党の新しい総裁になる。決選投票においては国会議員票が重要視されている。決選投票において永田町では、すでに動きが出ている。テレビ朝日政治部・小池直子記者は「すでに党内では決選投票をにらんだ駆け引きが始まっている」とコメント。ベテラン議員からは“小泉進次郎元環境大臣が失速しない限り最有力の候補だ”との声が上がっている。ただ、党内からは“この先の論戦を乗り切れるのか”と不安視する声も漏れ始めているという。先に告示を迎えた立憲民主党の代表選は4人(野田佳彦元総理、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員)が立候補している。投開票が今月23日に行われる。そのあと自民党の総裁選は27日に投開票となっている。