国連安全保障理事会はパレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、新たな停戦案の受け入れを求めるアメリカ主導の決議案を採択した。10日に採択された決議案は、アメリカのバイデン大統領が公表した新たな停戦案について、イスラエルとイスラム組織「ハマス」に対し、速やかに履行するよう求めるもの。採決では15の理事国のうち日本を含む14か国が賛成し、ロシアは棄権した。新たな停戦案ではまず、6週間の停戦期間を設け、その後、ハマスが拘束する人質全員の解放や、ガザでの恒久的な停戦について話し合うとしている。
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