広島では80回目の原爆の日を迎えた。広島・平和公園では未明から被爆者やその家族が祈りを捧げていて、7人家族で私だけが残ったという話や主人は胎内被爆だったという話が聞かれた。松井一実市長は日本被団協・坪井直さんの言葉を引用し「「ネバーギブアップ」の精神を若い世代へ伝え続けた被爆者 次代を担う若い世代には市民レベルの取組の和を広げてほしい」と呼びかけた。式典にはロシアは参加を見送った一方で、同盟を組むベラルーシは参加した。パレスチナや台湾も出席するなど120の国と地域が参列した形となる。被爆者の平均年齢が86歳を超える中、継承の重みも増している。