東陽町駅から徒歩5分、完成から約50年、8棟で構成される南砂団地(東京都江東区)。入居者の半数が65歳以上の高齢者。かつて団地には精肉店や青果店など42店舗があった。それから50年、大半の店が入れ替わり、39店舗が営業。約10年前は閉店するケースが増え、商店会の存続が危ぶまれることがあった。ルイスハンバーガーレストラン、昼時は若い客で満席。「レモンチーズバーガー」を紹介。週末、商店には多くの人の姿が。そのきっかけとなったのが2017年にオープンした飲食店・ガハハビール。休日はランチタイムから満席状態。「牛ばら肉ビール煮」、クラフトビール「馬場のブロンド」を紹介。江東区内で初めて醸造の認可を得て団地の空き店舗に醸造所を作った。都は団地にテナントを誘致するため礼金や更新料を不要としている。住民の高齢化とともに消えつつあった商店。団地グルメが外からも客を呼び寄せ団地全体を活気づかせていた。
住所: 東京都江東区南砂2-3