フランスのマクロン大統領は9日、辞任したボルヌ前首相の後任に、ガブリエル・アタル首相を任命した。アタル氏は現在34歳で、戦後の首相では最年少で、同性愛を公表している初の首相だという。フランスでは、不法移民の追放を容易にする移民法などをめぐって、マクロン政権の運営が難航するなど、マクロン大統領の求心力低下のおそれが指摘されている。若く、人気のあるアタル氏を抜擢することで、政権イメージを刷新したい狙いがあるとみられている。課題は山積していて、その狙い通りになるかが注目される。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.