6位は「ガリガリ君ソーダ(76円)」。「子どもが遊びながら食べられるかき氷が出来ないか?」という思いから1981年に誕生した。発売から42年。そのキャラクターとともに変化しながら、今ではシリーズ年間販売本数4億本を超える国民的アイスに。今回特に多かった声が味の豊富さ。ガリガリ君、この42年で発売された味は160種類以上。この新商品開発の裏には、「あそびましょ。」という企業スローガンを掲げる赤城乳業だからこその伝統がある。タイムマシーン3号が本社へ。赤城乳業といえばガリガリ君のほかに「かじるバターアイス」に、「ガツン、とみかん」など遊び心満載のアイスを開発企業。本社にも遊び心があり、階段の手すりはアイスの棒になっていて、「当たり」の棒もある。3階のオフィスにいたのは今年10月発売ガリガリ君新商品「ねっとりピーナッツ」。入社2年目の安田さんのアイデアだそう。2019年開発部栗空さんの考案で開発された「ガリガリ君リッチたまご焼き味」。なぜ採用されたのか本人も驚いたという。このアイデアを生み出す力を育んでいることこそアイデア1000本ノック。卵焼きの栗空さんとねっとりピーナッツの安田さんは入社してすぐアイデア1000本ノックを受けた2人。その経験が大きな力となったという。絶賛1000本ノック中の佐藤さんに話を伺った。アイデア1000本ノックとは新商品のアイデアを1年間で1000本開発部の新入社員に課される研修。1日3本考えなければクリアできない数。ガリガリ君リッチコーンポタージュを考案した岡本さんも14年前1000本ノックを受けた1人。