アイスメーカー9社が集結「アイス総選挙」。国民が選んだ第27位は触感が楽しい氷系アイスからランクイン。誰もが知る人気アイスが名を連ねるが、一体何がランクインしたのか。「果肉たっぷりで爽やかフルーティー」「果肉が入っているところが本当のミカンを食べているみたい」「どこを食べてもミカンっていう感じ」などの感想を得た赤城乳業の「ガツン、とみかん」が1551ポイントで27位にランクイン。果肉・果汁40%、みかん味のアイスキャンディに果肉をガツンと詰め込んだ気分爽快アイス。中は本当に果肉だらけ。「ガツンと、みかん」に使用されるみかんの缶詰は年間約3,500トン。その美味しさの秘密はどこをかじってもみずみずしいみかんを感じられること。みかんの果肉が偏ったりせず均等に配置できているのには、赤城乳業が作り出した秘密の液体の存在が大きく関係している。開発当初の「ガツンと、みかん」の液体を容器に入れると果肉が上に浮かんでしまっている。しかし”秘密の液体”を使うとみかんが均一化された。”秘密の液体”とは粘度が高い液体のこと。安定剤はこれ以上入れると味に影響が出るギリギリの量を入れている。ちなみに「ガツンと、みかん」が開発されたのは、新商品考案のために調査していた社員がたまたま声をかけた高校生に聞いたところ「アイスと言うか、みかんの缶詰を凍らせると美味しい」という答えがあったことから。