きょう植えるのは芽キャベツとロマネスコ。ロマネスコはカリフラワーの仲間で、「サンゴ礁」という別名もある。杉浦さんは「モノは見たことあるけど、育っていくさまを見たことはない」と感想を言った。藤田さんは「芽キャベツもロマネスコも、植えてから収穫までが結構長いんです。だいたい(収穫は)12月前後。だから今回は難しいかもしれないですが、頑張ってください」と言った。芽キャベツとロマネスコはどちらも葉が大きく広がるので、株間は広めの50センチ。二手に分かれて土作りを開始。まずは固くなった土をほぐす。杉浦さんの受け持ちはロマネスコの区画。キャベツ・カリフラワーの仲間は栽培期間が長いので、溝を掘って肥料を埋める「溝施肥」が効果的。溝の深さは30センチ。そこに堆肥と化成肥料を入れて耕さずに土を埋め戻す。周りの土を盛って畝をたて、水たまりが出来ないように表面をならす。植え付けは2人一緒に。まずは長沢さんが作った畝に芽キャベツを植える。植え穴を掘り、根のはりを良くするために穴の中を湿らせる。水が引いたら苗を入れて手で軽く押さえる。生育の前半はアブラムシ・チョウ・ガの多い季節なので防虫ネットをかける。ロマネスコも同じように植え付ける。この日は雨が降っているので水は必要ないが、土が乾いている時にはたっぷり水をやる。