2023年8月28日放送 11:05 - 11:30 NHK総合

趣味の園芸 やさいの時間
選・太陽のベジ・ガーデン 芽キャベツ&ロマネスコ

出演者
川瀬良子 杉浦太陽 藤田智 長沢裕 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

選・太陽のベジ・ガーデン
ミニトマトの収穫と手入れ

2株植えて脇芽をとらずにカーテン状に仕立てたミニトマト。屋根まで届いて大成功。実の方も順調にできており、試食した長沢さんと杉浦さんは「肉厚」「ボリュームがある」などと感想を言った。次の収穫に向けて追肥する。カルシウム・マグネシウムの他に、苦土石灰もまいた。きょうも新しく栽培を始める。

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ミニトマト
芽キャベツとロマネスコの植え付け

きょう植えるのは芽キャベツとロマネスコ。ロマネスコはカリフラワーの仲間で、「サンゴ礁」という別名もある。杉浦さんは「モノは見たことあるけど、育っていくさまを見たことはない」と感想を言った。藤田さんは「芽キャベツもロマネスコも、植えてから収穫までが結構長いんです。だいたい(収穫は)12月前後。だから今回は難しいかもしれないですが、頑張ってください」と言った。芽キャベツとロマネスコはどちらも葉が大きく広がるので、株間は広めの50センチ。二手に分かれて土作りを開始。まずは固くなった土をほぐす。杉浦さんの受け持ちはロマネスコの区画。キャベツ・カリフラワーの仲間は栽培期間が長いので、溝を掘って肥料を埋める「溝施肥」が効果的。溝の深さは30センチ。そこに堆肥と化成肥料を入れて耕さずに土を埋め戻す。周りの土を盛って畝をたて、水たまりが出来ないように表面をならす。植え付けは2人一緒に。まずは長沢さんが作った畝に芽キャベツを植える。植え穴を掘り、根のはりを良くするために穴の中を湿らせる。水が引いたら苗を入れて手で軽く押さえる。生育の前半はアブラムシ・チョウ・ガの多い季節なので防虫ネットをかける。ロマネスコも同じように植え付ける。この日は雨が降っているので水は必要ないが、土が乾いている時にはたっぷり水をやる。

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アブラムシチョウロマネスコ恵泉女学園大学芽キャベツ
その他の野菜の手入れ

ここからは他の野菜の手入れ。まずはゴマから。ゴマは花が咲いたあとに実ができる。実は弾けてしまうので散る前に収穫する。収穫まではまだ1ヶ月ほどかかるので追肥する。次はクウシンサイ。種をまいてからおよそ1か月経った。クウシンサイはつぎつぎに脇芽が伸びて、10月頃まで収穫が続く。これからの収穫に向けて栄養補給しておく。次は2種類育てているナス。きょうも収穫できそう。まずは米ナスを収穫。長ナスは1つだけ収穫できた。ここで杉浦さんが発見したのは、トゲのある茎。藤田さんは「(接ぎ木苗の)台木の葉です。野生に近い品種だからトゲがすごいんです。切った方が良いです。肝心のナスが少ししかできてないでしょ?これに栄養を取られているんです。トゲに気をつけてくださいね。動物とかから身を守るためですね」などと言った。8月の上旬までに行う「更新剪定」は、暑さで花や実の付きが悪くなるので、枝と根を切り詰めて一旦休ませること。枝の長さが2分の1より長く残るように切る。花が付いていても遠慮なくばっさり切る。続いて株元から30センチ離れたところにスコップを差し込んで根を切り、隙間に化成肥料を入れる。同じように株の周り4ヶ所に追肥する。これで新しい枝と根が伸びて、1ヶ月後には美味しい秋ナスが収穫できる。小玉スイカは2週間前には実が1つしか付いていなかったが、新たに3つ受粉に成功していた。そして一番最初に実がなった小玉スイカはかなり大きくなっている。藤田さんが「あと一週間ほど待つか、今収穫するか…」と言うと、杉浦さんは「収穫しましょう!」と言った。ヘタを切って収穫すると「しっかりしてる」と感想を言った。収穫する時は落とさないように気をつける。さっそく切って食べると「甘い!」杉浦さんは言った。藤田さんは「大玉の方が美味しいんですが、小玉も美味しくなりましたよね」と言った。今なっている実は落ちないようにネットをつけておく。土についている実は、害虫予防のために発泡スチロールを敷いておく。続いて曲がりネギ。2週間前に苗を寝かせて植え付けた。太陽を浴びて実が起き上がるため、収穫するときには曲がったネギになる。1回目の追肥は藁の上に施し、藁が隠れるくらい土をかける。光を遮って白い部分を伸ばしていく。

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手作りマスタードに挑戦

太陽さんたちは今年カラシナを育て種をとった、その種で手作りマスタードに挑戦する、教えて頂く方は手作り調味料研究科・オザワエイコさん、粒マスタードの材料:カラシナのタネ、酢、塩。調理:容器(150mlビン1個)にカラシナのタネを半分入れ、白ワインビネガー60~70ml入れ、塩小さじ1/2入れ混ぜ冷蔵庫で3日間置く、そのままでも食べれるが今回は潰しペースト状にする、はちみつを入れるとハニーマスタードになる。太陽さんは「いいプチプチ、ツーンときてスッと消える、手作りっておいしい」とコメントした。

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ソラマメトウガラシ
もちトウモロコシの収穫

次は「もちトウモロコシ」の収穫。紫色の品種を育てたが、開いてみると「ブルーベリーみたい」と言うほど濃い紫色だった。「トウモロコシは湯を沸かしてから収穫しろ」と言う言葉があるそうで、収穫班と湯沸かし班に分かれた。藤田さんは「髭の多いものほど粒が多い」と言った。茹で上がるまでに区画の片付け。トウモロコシは茎も活用できる。茎を半分の長さに切って、ナスの株元に敷く。これによって土が乾かなくなる。川瀬さんが茹で上がった「もちトウモロコシ」を持ってきたのでみんなでかじると、杉浦さんは「餅だ…お米みたい。何だこりゃ。噛んでいくとお米の甘みが出てくるみたいな感じ」と感想を言った。藤田さんは「秋田県では昔、これをトウキビって言ったんです」とコメントした。

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もちトウモロコシアントシアニンサトイモナス秋田県
(エンディング)
テキスト

きょうの内容は「趣味の園芸 やさいの時間」テキスト8・9月号に掲載されている。

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NHK出版趣味の園芸 やさいの時間
次回予告

次回は「もえのプランター菜園」。紫キャベツを育てる。

エンディング

エンディング映像。

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