龍谷大学李相哲教授が解説。きのう特別検察官の取り調べを受けるため金建希氏が出頭、「ドイツ・モーターズ株価操作事件」「ブランドバック授受事件」など16の疑惑があがっている。韓国メディアはきのうの取り調べで金夫人は主要な疑惑の容疑を否認したと報じた。李相哲教授は「裏には政治的な思惑がある。検察は特別法に基づき大勢の検事と捜査官でやっている。ユン大統領を引きずり落とすのは周辺を攻撃するしかない、奥さんにターゲットを絞っていた」などと話した。約30万円のブランドバック授受事件や旧統一教会関係者から約600万円のネックレスを受け取ったとされる疑惑などから批判が高まり「韓国のマリー・アントワネット」と呼ばれるようになった。李氏は「当時の与党国民の力の選挙に関わる人が言葉を使い言い出した」とした。夫婦の関係にも問題があったのではないかとされている。結婚当初尹氏の試算は約200万円で金夫人は約5億円で頭が上がらなかったのではとされ、去年11月に夫人への批判が高まった頃に尹氏は140分の会見を開き謝罪し「すべては私の落度であり不徳の致すところ」とした。李氏は「尹氏からすると夫人に対する捜査などは政治的目的があり疑惑解明が目的ではなく政権へのダメージ与えるものと思い、野党は国会で特別検事法を3回だしたが拒否権を発動、国民からすると奥さんに甘くかばっている印象が強くなっている。野党の狙いでもある」とした。今後については「逮捕される可能性がある。尹大統領は刑務所に入り奥さんまで入れると逆風が吹き野党のもくろみが達成できないのでどこまでか。魔女狩り」などとした。