ウクライナ侵攻で砲弾など大量の武器が必要なロシアのプーチン大統領と、先端技術の支援を求めるキム・ジョンウン総書記は、きょう午後1時すぎ、4年ぶりに再会した。会談の罰所となったのはボストーチヌイ宇宙基地。北朝鮮のミサイル開発などに携わる2人のキーマンの姿もみられた。北朝鮮はきょう昼前、短距離弾道ミサイル2発を発射した。プーチン大統領は北朝鮮を支援する考えを示し、ロシアが北朝鮮を主権国家と認めた初めての国と伝統的な友好国であることをアピールした。キム総書記もロシアの行動について、正義の偉業として支持を表明した。会談後の夕食会でも両国関係を強調する発言が相次いだ。
会談の中で、北朝鮮から武器供与について具体的な話があったのかは明らかになっていない。ただ、プーチン大統領は会談後、国営メディアの取材に答え、北朝鮮との軍事技術協力について「展望がある」と述べ、キム総書記と協議したことを示唆した。北朝鮮の最大の目的は、軍事的な先端技術の獲得とみられる。ここへ中国が入って3か国が連携するかにも注目が集まり、中国外務省は「両国が調整したことだ」と述べるに留まった。中国にとって、北朝鮮やロシアと1つの陣営とみなされるのは避けたいのが本音。
会談の中で、北朝鮮から武器供与について具体的な話があったのかは明らかになっていない。ただ、プーチン大統領は会談後、国営メディアの取材に答え、北朝鮮との軍事技術協力について「展望がある」と述べ、キム総書記と協議したことを示唆した。北朝鮮の最大の目的は、軍事的な先端技術の獲得とみられる。ここへ中国が入って3か国が連携するかにも注目が集まり、中国外務省は「両国が調整したことだ」と述べるに留まった。中国にとって、北朝鮮やロシアと1つの陣営とみなされるのは避けたいのが本音。