きのう午後10時20分ごろ、韓国・尹錫悦大統領が「非常戒厳」を宣言。戒厳令とは大韓民国憲法第77条で「戦時などの国家的な非常事態や秩序の維持が必要だと判断された場合、大統領は戒厳令を宣布。軍隊を動員して治安、司法権を維持する特別な措置をとることができる」とされている。戒厳司令部が布告した措置内容が政治活動の禁止、言論の党勢、メディアの統制、集会行為の禁止、医療関係者、一般市民などと紹介。違反すれば軍の権限により令状なしで逮捕、拘禁などが可能。共同通信社元ソウル特派員・磐村和哉が「驚いた」「うわさはあった」などと戒厳令について解説。なぜ“非常戒厳”が出されたのかを磐村和也は、「おいつめられてどうしようもないと悲鳴をあげたという見方もできる」といい、非常戒厳は1987年の民主化以降、初めての宣言で、国会議事堂前には厳戒令に反対する大勢の市民が集まり、国会入口にバリケードを設置するなど軍の突入に備えていた。また国会上空付近には軍のものとみられるヘリコプターも確認された。尹大統領は「野党が司法や行政府、国政を麻痺させた」と話しており、韓国の聯合ニュースによると野党による相次ぐ弾劾案や予算案をめぐる対応に大統領が反発したことが背景にあるとみられると報じている。4月の総選挙で与党が大敗し、野党が過半数となる“ねじれ状態”となっていた。昨夜、韓国の尹錫悦大統領が“非常戒厳”を宣言したが、きょう未明には宣言解除を求める決議案が出席議員全員の賛成で可決された。きょう午前4時半ごろ、尹大統領は要求に応じ、非常戒厳を解除。韓国の最大野党「共に民主党」は「厳重な内乱行為」と批判しており、野党側は尹大統領を“内乱罪”で告発し弾劾手続きに入る方針も示している。磐村和哉、決議案のあと解除になることは予想がつくが尹大統領は夜中に国会を召集することは戒厳令違反になるが国会に侵入した軍が厳しく統制しなかったことが大統領の誤算になったなどと今回のながれについて説明をした。スタジオではメンバーは経済状況が良くない、支持率の低さもあるなどと、日本にとっては痛い、北朝鮮にとっては思う壺などと、尹大統領は血迷ったなどとトーク。また日本人旅行者がくる明洞などはアメリカ大使館など政府機関が集中しているので今後大統領退陣デモが行われると小競り合いがおこるのでまきこまれないよう気を付けて行動をと話をした。