グルメすぎる玉ノ井部屋の福島・南相馬合宿に密着。玉ノ井部屋厨房を取り仕切るのは元寿司職人ちゃんこ長・東浪。東浪の技が1年で最も光るのが地元の相馬合宿だった。合宿場所は松川浦スポーツセンター。松川浦スポーツセンターには野球場やパークゴルフ場、体育館があり様々なスポーツを楽しむことができる。合宿中は毎日100人くらいお客さんが見に来るので、100人前くらいのちゃんこを作っている。相馬合宿は今年34年目をむかえ、地元の人たちにとって夏の風物詩となっている。この日も、稽古とちゃんこを楽しみに50~60人のお客さんが来ていた。東浪はこの日、ホルモン鍋を作ることにした。ホルモンは小麦粉をまぶしお湯で湯がくことで臭みが取れる。相馬合宿ではどんどんお客さんが増えていくので、何人前つくるかは当日に判断しないといけない。はちみつ、砂糖、牛骨だし、焼肉のたれ、コチュジャンなどでスープの味付けが完成。そこにホルモン、しめじなど野菜を入れ煮込んだら「濃厚ホルモンちゃんこ鍋」の完成。南相馬合宿には東浪の中学時代の恩師や相撲部の顧問も見学に来ていた。その後、東浪は「なみえ焼きそば」「メヒカリの唐揚げ」などを作った。