訪れたのは川崎市の超大型給食センター。市内の中学校22校・約1万4,000食を毎日調理している。朝7時30分、超大量の贖罪の準備から。きょうは野菜を焼く2トン使う。野菜を洗っているシンクは3つあり、これは決まりごとになっているそう。実は文部科学省が給食調理の衛生管理のマニュアルを出しており、「野菜や果物の洗浄は3層シンクで確実に洗浄し、葉物野菜は1枚ずつバラバラにし、虫が付着していないことを確認する」と推奨している。食中毒防止など徹底した衛生管理が求められる学校給食ならではのやり方。完成まで3時間、限られた時間で大量に作る。そこで機械の力も最大限活用するのが給食センタースタイル。先程洗ったキュウリをマシンに入れると、人の手では手間のかかる千切りもあっという間。「ニンジンはいちょう切りに」など切り方・カットの厚みまで自由自在に設定可能。そして給食の大量調理といえば上記式回転釜。特大サイズで容量400リットル(風呂約2杯分)。これが全部で29台あり、汁物・煮物・炒め物など幅広く使えるエースアイテム。夏野菜カレーだけでも鍋5台が稼働。でも最後は人の手が大事。なんと全ての鍋を栄養士が味見する。複数の鍋で調理したものも同じ味に揃えることができる。さらにご飯も機械にお任せ。洗米から炊飯まで1時間で5,000食をこなす。自動でほぐしてくれるため、あとはクラスごとの容器に入れるだけ。炊飯にかかる手間を減らしてくれる。先程カットした野菜はサラダに使用。
