ジョセフ・クラフト氏の注目は9月のチャレンジャー人員削減数、「雇用統計・新規失業保険申請者数が発表されない可能性が高いなかチャレンジャー人員削減数のような民間データにより注目が集まる。8月は8万6000人の人員削減があったが9月は13~15万程度削減が増え悪化が想定されている。不透明感の高まりで市場はFOMCの利下げを期待を高めていく。10月の利下げ折込度が95%だが12月は76%とさらに高まっていく可能性があるので株価の下支え要因になっているがドルの圧力となっている」などと話した。小川佳紀氏はキユーピーの決算に注目、「ここ数年は原材料価格の高止まりで利益を圧迫、コンセンサスDIでは23年から低下基調が続いていたが各社値上げをすることでアナリスト業績予想も直近で改善基調としている。今回のキユーピー決算も値上げ効果が進展しているのか、海外を強化で海外展開が業績に結びついているのかに注目したい」などとした。