きょうのテーマは、ウクライナの鉄道に見る人々の思いとくらし。安間英夫記者がスタジオ解説。軍事侵攻前のウクライナの人口は4100人余だったが、のべ2500万人以上がポーランドとの間を行き来したとされる。キーウ・エクスプレスはウクライナ・キーウとポーランド・ワルシャワの直行便。約800キロを15時間で結ぶ。安間記者の滞在中も毎日防空警報が鳴った。ウクライナとポーランドの間はパスポート審査があり、線路幅の違いから国境を列車が通過するときにさらに時間がかかる。戦時下ということで、鉄道自体も攻撃の標的となってきた。ウクライナ国内で唯一レールの生産を行ってきたアゾフスターリ製鉄所では、2022年にアゾフ大隊が立てこもりロシア軍と戦闘し、製鉄所は破壊され今もロシアが占領している。そんな中、日本は去年約190キロ分のレールをウクライナ鉄道に無償提供した。
キーウ市内のスーパーマケットでは、鉄道が機能しているため商品が並んでいる。ウクライナ鉄道の人は、鉄道は首の血管と述べていた。トランプ大統領の主導で一時停戦に向けた動きが進んでいる。安間記者はウクライナの人たちから「一時であっても停戦は実現してほしい。ただ、アメリカなどに安全の保証を確約してほしい」という思いが感じられたと語る。キーウ中央駅ではおもちゃが販売されている。
キーウ市内のスーパーマケットでは、鉄道が機能しているため商品が並んでいる。ウクライナ鉄道の人は、鉄道は首の血管と述べていた。トランプ大統領の主導で一時停戦に向けた動きが進んでいる。安間記者はウクライナの人たちから「一時であっても停戦は実現してほしい。ただ、アメリカなどに安全の保証を確約してほしい」という思いが感じられたと語る。キーウ中央駅ではおもちゃが販売されている。