ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの学校で、修了式が行われた。ウクライナの学校は毎年9月に新年度が始まり、この時期に修了式が行われる。キーウの学校には日本の小学生から高校生にあたる児童や生徒が通っていて、教師や保護者と共に校庭に集まった。軍事侵攻で亡くなった人々に黙とうを捧げた後、教師たちが終業のベルを鳴らし1年間の学校生活を締めくくった。卒業生たちは恒例となっているダンスも披露した。この学校では地下室に机やいすを設置してシェルターとして使い、防空警報が出ている間は避難して授業を続けるとともに子どもたちのケアにもあたってきたという。