顧客や消費者が気付いていない潜在ニーズにこそビジネスの突破口はあるという。「もっと小さなマウスが欲しい」という要望が顧客から合った場合、額面通りに受け取らないことが肝心だという。高杉さんによると大事なのは何故小さいのが欲しいのか。こうした営業の気づきや客の声を本社に届ける仕組みをニーズカードと呼んでいる。天野さんは「営業はきょう売れる伝票が欲しいので、最初嫌でした。ただ継続していくとそういうものを含んだ商品が出てくることがある。そうするとお客様に報告に行ける。すごく喜んでもらえるし、営業は押し売りではなくお客様の未来を叶えるパートナーというポジションが徐々に取れるようになる」などと話した。商品開発の高杉さんはそのニーズカードを見る側。毎月数千枚をしっかり見ていて、その中で1%ぐらい知らないものがあったりするという。ここで高杉さんが用意したカードの中から「床を清掃するロボットに追加してほしい機能」をテーマに最も将来性のあるものを選ぶことに。
