ギャンブル依存症に苦しむ人達が最後にたどり着く回復施設。月々にかかる費用は18万5000円。常時、30人ほどが寮生活を送っている。ギャンブル依存症のような病的賭博はWHOも病気として認定している。彼らが1日3回施設で取り組むのは「分かち合い」と呼ばれるグループミーティング。一人ずつ赤裸々に自分がしてきたことを告白する。入寮者はギャンブル禁止なのはもちろん、お酒もスマホも禁止。家族や社会、情報からも距離を起き、昼はこの施設、夜は寮で共同生活を送っている。お昼ごはんは当番制。生活費は一人1日2000円。その日の夕食など、お金を自分で管理することもプログラムの一つ。
午後も再び「分かち合い」。中には多額の借金から犯罪に手を染めてしまう人間もいる。休憩時間は各々自由な過ごし方。この施設に来てもうすぐ1年というケンタさんは育ち盛りの子どもが自分の顔を覚えているか心配という。罪悪感もなくなるほどにケンタさんの心はギャンブルに支配され、さらなる深みにハマっていったという。回復プログラムに参加する約束で、借金は奥さんが肩代わりしてくれた。すぐにパチンコで借金を作ってしまったという。ケンタさんは知らないが、施設利用料を毎月振り込んでくれているのも奥さんだ。寮での共同生活は洗濯に朝晩の炊事、部屋の掃除はすべて自分たちで行う。2週間後、ケンタさんは借金を減額してもらう個人再生に入金されておらずマイホームが差し押さえになるかもしれないと知った。
午後も再び「分かち合い」。中には多額の借金から犯罪に手を染めてしまう人間もいる。休憩時間は各々自由な過ごし方。この施設に来てもうすぐ1年というケンタさんは育ち盛りの子どもが自分の顔を覚えているか心配という。罪悪感もなくなるほどにケンタさんの心はギャンブルに支配され、さらなる深みにハマっていったという。回復プログラムに参加する約束で、借金は奥さんが肩代わりしてくれた。すぐにパチンコで借金を作ってしまったという。ケンタさんは知らないが、施設利用料を毎月振り込んでくれているのも奥さんだ。寮での共同生活は洗濯に朝晩の炊事、部屋の掃除はすべて自分たちで行う。2週間後、ケンタさんは借金を減額してもらう個人再生に入金されておらずマイホームが差し押さえになるかもしれないと知った。