- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 狩野史長 井上二郎 永野博孝 赤木野々花 ホルコムジャック和馬 是永千恵
オープニング映像が流れて出演者が挨拶をした。
国会ではきのうまでの3日間、衆参両院の本会議で各党の代表質問が行われた。参議院本会議では立憲民主党・塩村文夏氏が高市首相が検討指示した労働時間規制の緩和をめぐり、「労働基準法に基づく残業時間の上限は命を守るための規制。厚生労働大臣への指示を撤回するのか」と追及。高市首相は「私自身も過労死に至るような残業をよしとはしない。ただ、残業代が減ることにより生活費を稼ぐために無理をして慣れない副業をすることで健康を損ねる人が出ることも心配。(厚生労働大臣への)指示の撤回はしない」と答弁。きょうからは高市首相就任後初、衆議院予算委員会での基本的質疑が始まる。初日は自民党から齋藤元経済産業相らが、立憲民主党から本庄政調会長らが質問に立つことになっている。自民党は新たな成長戦略の具体的内容やコメ政策を含む農業のあり方、相次ぐクマ被害を受けた対策などを問うことにしている。一方で立憲民主党は高市政権が掲げる「責任ある積極財政」の基本的考え方や防衛力強化などの財源をどう確保するかを質す他、政治とカネの問題などに対する高市首相の姿勢を追及する方針で論戦が本格化する。
今月10日にCOP30が開幕するベルン。それに先立って行われている首脳級会合には、欧州・中国など50近くの国や地域から出席するという。日本からは関係省庁職員による視察団が派遣されている。COP21で採択されたパリ協定、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べ1.5℃に抑えることが目標で、日本も温室効果ガス削減目標を国連に提出している。アメリカは世界で2番目に多い二酸化炭素排出量国だが、トランプ大統領がパリ協定からの離脱を表明、首脳級会合・COPにも政府高官を派遣しないとしている。10月には再生可能エネルギー関連の支援をめぐり、1兆1000億円余のプロジェクトの打ち切りも発表した。予算の削減で気候変動の研究にも影響が出ている。アメリカ海洋大気庁を解雇されたクリムさんが研究してきた気候に関する地球上のデータなどのサイトが事実上閉鎖された。COP首脳級会合では米が気候変動対策への関与を低下させる中で、参加国が強調して排出量削減の取り組みの強化につながる議論ができるか注目。
COP30の焦点について現地ブラジルベノンからサンパウロ支局吉永さんの解説。今回は5年に一度の温室効果ガスの削減目標を見直す機会、国連は今年2月までに新たな目標の提出を各国に呼びかけてきたが会議を目前にした今も提出した国・地域は70と半数に満たない。また9月までに提出された目標値を積み上げても国際社会が目指す1.5℃に抑える目標には程遠い水準と指摘されている。さきほどまで行われた会合ではトランプ政権が気候変動への対策から手を低姿勢を露骨に批判する首相もいるなど参加国からは危機感が伝わってきた。今回のCOPでは世界各国がいかに協調して気候変動対策を進めていく姿勢を問われている。
政府はきょう高市首相が出席し経済安全保障の関係閣僚会議を開くことにしている。この中で高市首相は国際情勢の急速な変化や先端技術の開発競争激化を踏まえ3年前に成立の経済安全保障推進法の改正に向けた検討を始めるよう小野田大臣に指示することにしている。高市総理大臣としては経済安全保障の更なる強化を内閣の重要課題と位置づけ取り組むねらいがあるとみられる。支持を受けて政府内ではサプライチェーンの強靭化に向けて通信用海底ケーブル敷設など経済安全保障上不可欠な業務への支援のあり方や情報分野などを想定し企業の海外での事業展開などを後押しする仕組みのほか、経済安全保障の推進に必要な調査研究を行うシンクタンク創設などが検討される見通し。またサイバー攻撃が続いている医療機関のセキュリティー向上のための対応も進めていく方針。
都内整骨院で施術を受けている中学2年の男子生徒は肩や首に違和感があり体調を崩して学校を休みがちになったことから毎週通院している。原因の1つとみられているのはスマホなどの端末の長時間の使用、特に学習用の端末は勉強に欠かせずほぼ毎日使っていたという。整骨院ではかつては珍しかった肩・首の異変を訴える子どもの通院が増えている。整骨院の竹井院長は「今の子供たちは生まれたときからスマートフォンがあり学用タブレット、ダメージを受けているというこどもはけっこういるんじゃないか」などと語った。
子どもの肩・首のこり なぜ?子供もスマホやタブレット端末を使う機会が増え頭を前に傾ける姿勢を続けることで肩こりなど不調を訴えケースが増えている。専門家によると子供は関節や骨が十分に発達していないため頭の重さを支える筋肉により大き負荷がかかっているという。首の骨の画像では通常は緩いカーブを描いているがスマホなどの長時間使用でストレートネックな状態になり、肩こり・頭痛・めまいなどの不調を引き起こす。専門家によるとこうした姿勢が習慣化すると体に負担の少ない姿勢をとることが難しくなる可能性があると指摘している。対策は前がかみの姿勢をとり続けないこと、15分に一度は体を動かしたほうがよい。長時間同じ姿勢でいるのを見つけたら身近な大人が声をかけることも大切。対策として効果的な肩甲骨を動かすストレッチを紹介、両手を頭の後ろに持ってきて、肘を広げる。子供だけでなく大人にも有効だということ。
全国の気象情報を伝えた。
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通販大手のアスクル。来月上旬以降 法人向けの出荷が再開するという。アスクルは先月19日、身代金要求型のコンピュータウイルス「ランサムウェア」によるサイバー攻撃を受けた。個人向けのネット通販「LOHACO」は、サービス再開の時期は未定。
経団連は、健康確保を前提に、社員が希望した場合には労働時間を拡大できるなど、働き方改革の再構築を提言する方針。来年の春闘に向けて経営側の指針となる基本方針の原案をまとめた。働き方改革について。働く人から「もっと働きたい」と声があがり、企業からは「業務の停滞や利益の減少が生じている」との課題が指摘されている。健康確保を前提に社員が希望した場合には労働時間を拡大できるなど、柔軟に働き方を選択できるよう「働き方改革の再構築が強く望まれる」と明記した。働き方改革は労使による意見の隔たりが大きく、労働時間規制の緩和には労働団体から長時間労働是正の取り組みに逆行すると反対の声が上がっている。国民的議論が求められている。
三菱自動車を特集する。日本市場に活路はあるのか。中間決算で92億円の最終赤字となった。いま、日本市場を重視する姿勢を打ち出している。三菱自動車の加藤隆雄社長は、政治的な規制が急に決まったりすると、方針を変えなくてはならないので、海外市場が少しむずかしくなったという。販売市場の8割が海外を占める。中間決算ではトランプ関税の影響を受ける北米だけでなく、世界の多くの地域で販売台数を減らした。日本市場を強化していくという加藤社長。ブランドが受け入れられやすいところで商売を広げるという。限られたパイを奪い合う日本市場でシェア拡大は可能なのか。ミニバンの客層拡大がカギになるとみられる。耐久性・安定性を売りにすることで新たな客層を取り込めないかと考えているという。日本市場でもまだ販売台数を増やす余地があると見ている。かつての人気車種を国内で復活させる方針もある。したたかにオポチュニティをみつけて挑戦していくと加藤社長は語った。
オンラインカジノは、バカラやルーレット、国内外のスポーツの勝敗などに現金や暗号資産などを賭けるもの。海外では合法的に運営されているケースもある。日本では、国内からカジノサイトにアクセスし金を賭けることは「賭博罪」となり、法律で禁止されている。今年9月には、改正ギャンブル依存症対策基本法が施行された。オンラインカジノのサイト開設禁止、ネット広告などを通じたサイトへの誘導行為なども禁止。10代のオンラインカジノ経験者は17万9000人にのぼる。
今月、ギャンブル依存症の相談会が開かれた。オンラインカジノに依存する若者からの相談は増えている。ギャンブル依存症問題を考える会の田中さんは、ギャンブルがオンライン化してから借金の額が上がったのは間違いないという。10代でオンラインカジノをはじめ、借金の総額は1000万円にのぼった女性の息子。日本では利用が禁止されているギャンブルサイト。世界中のあらゆるスポーツが賭けの対象になっている。有名選手が広告塔になっているという。息子は父親名義で消費者金融やヤミ金融から借金をするようになった。母親は支払いが滞るまで気づかなかった。その後、息子は、治療を受けている。久里浜医療センターの西村医師は、脳の前頭前野という部分の働きが、10代では発達段階にあり、うまく機能せず、依存につながりやすいという。違法サイトは減っていないとのこと。依存症者を作り出してもうけるビジネススキームになっているという。
オンラインカジノサイトの取締については、運営会社が海外にあるため、簡単にはできないという。違法なサイトにアクセスできないようフィルターを設定することが必要だという。支援を仰ぐことも大切だとのこと。
千葉・犬吠埼灯台から中継。狩野リポーターは「こちらは山頂や離島を除いて日本で一番早く初日の出が見られる絶景スポット」などコメント。旧犬吠埼霧信号所霧笛舎を取材。明治灯台が完成された当初使われていたのは小さな電球の明かりだが、レンズの仕組みで明かりを大きく見せていたという。約36キロ先まで明かりが届くのだそう。銚子市観光商工課の齊藤彩香さんは「白い姿が青空に映える姿が美しいのでぜひ見に来てください」とコメント。11月1日から8日にかけて海と灯台ウィークの期間中に様々なイベントが行われるほか、全国各地の灯台が一般公開される。
東京・渋谷から中継で気象情報を伝えた。
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鍵山優真選手は初出場だったオリンピックで銀メダルを獲得。ただ、その時にマークした自己ベストをそれ以来更新できていない。来年の五輪に向けて掲げたのは原点回帰。その裏には自身が置かれた立場に対する知られざる葛藤があった。エースとしての責任を意識するあまり、細かいミスを恐れ必要以上に完璧を追い求めていた。自らを見つめ直し、たどり着いたのは等身大の自分で勝負すること。自分らしさを追い求めるために必要だと考えた表現力は演技全体の質を格段に上げた。それを支えるのがきめ細かなスケーティング。エッジと氷のかみ具合を地道に磨いていった。原点に戻って目指す2回目の五輪。まずはグランプリシリーズ初戦となるNHK杯で新しい一歩を踏み出す。大会は総合、Eテレ、BS、BSP4Kで放送。
経営再建中の日産自動車が今年4月から9月までの中間決算を発表した。売上が昨年度の同じ時期より6.8%減って5兆5786億円。本業の儲けにあたる営業損益が276億円の赤字となった他、最終損益は2219億円の赤字となった。為替変動・トランプ政権の関税措置で営業利益が1497億円押し下げられたとしている。
株と為替の値動きなど経済情報を伝えた。
