政府はきょう高市首相が出席し経済安全保障の関係閣僚会議を開くことにしている。この中で高市首相は国際情勢の急速な変化や先端技術の開発競争激化を踏まえ3年前に成立の経済安全保障推進法の改正に向けた検討を始めるよう小野田大臣に指示することにしている。高市総理大臣としては経済安全保障の更なる強化を内閣の重要課題と位置づけ取り組むねらいがあるとみられる。支持を受けて政府内ではサプライチェーンの強靭化に向けて通信用海底ケーブル敷設など経済安全保障上不可欠な業務への支援のあり方や情報分野などを想定し企業の海外での事業展開などを後押しする仕組みのほか、経済安全保障の推進に必要な調査研究を行うシンクタンク創設などが検討される見通し。またサイバー攻撃が続いている医療機関のセキュリティー向上のための対応も進めていく方針。
