改正ギャンブル等依存症対策基本法がきょう施行された。改正法ではオンラインカジノのサイト開設の他、サイトへの誘導や広告掲載も禁止されている。違反すると「インターネット・ホットラインセンター」を通じ、プロバイダーなどに削除要請ができる。施行を前に、オンラインカジノなどのギャンブル依存症対策などを話し合う国際会議が開かれ、ギャンブル依存で家族を失った日本とイギリスの遺族らが参加した。「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表は「スマートフォン1台でギャンブルができる未曾有の事態」と危機感を示した。