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「クインシー研究所」 のテレビ露出情報

イランの核開発について。カーン博士はヨーロッパの各関連企業から機密情報を持ち出し、パキスタンで原爆実験を成功させた人物。核の闇市場を構築し、イランや北朝鮮などに技術を提供した。クインシー研究所によると核の闇市場はあらゆる各技術を網羅するフルサービスの事業だったとしている。カーン博士は制限がない部品取引といった法律の不備を利用して、用途の偽装や検査の緩い国の経由などを行い部品を輸入していた。その後は分離機などの部品や濃縮作業のノウハウなどをイランや北朝鮮などに提供していた。また、仲介業者を使い輸入と同じルートで部品を発送していた。英国王立防衛安全保障研究所は2023年にカーン博士によりイラン・北朝鮮のウラン濃縮技術は大きく進展した、イランは設計図を入手し遠心分離機を開発したと報告している。カーン博士が本国で逮捕され自白したことで核の闇市場は崩壊したとされていたが、2021年時点でカーン博士から購入した遠心分離機が約7000台稼働していた。
イランの核開発について黒井文太郎が解説。イランは元々核開発の研究を始めたのは大分前だが、兵器化のプログラムが具体的に動き始めたのはイラン・イラク戦争が終わった時期。カーン博士はオランダの核施設で働き、その技術を盗んでパキスタンの核開発を主導した。イランに遠心分離機の技術を売ってイランは自前で遠心分離機を作っている。核開発で一番大変なのは90%レベルの高濃縮ウランのストックで、大規模な濃縮施設が必要になる。イランは35年程かけて進めてきており、イランは平和利用と主張しているが考えにくい。核爆弾と起爆装置をミサイルに乗っける技術が必要だが、そこに関しては証拠が見つかっていない。

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