クマの出没が相次いでいる秋田県。秋田市のスーパーには先月30日から今月2日にかけて体長およそ1メートルのクマが居座り続け、その後駆除された。クマの駆除を巡っては自治体に苦情の電話が相次ぐことが問題となっているが、秋田県の佐竹敬久知事はきのう苦情電話の対応について話して分からない人に対してはがちゃっと電話を切り「あまりお付き合いする必要はない」と述べた。佐竹知事は「私にもし(苦情の電話が)きたらまずひどいですよ。完全に相手を威嚇します。『お前のところに今送るから住所送れ』と」などと話した。秋田県によるとスーパーに侵入したクマが駆除されたことについて県には12日までに56件の電話があり、うち24件が殺処分に反対する意見だったという。