「クマと人間んが共生していくには?」について。アメリカの本土ではクマに壊されない構造のゴミ箱が設置されていた。またクマから身を守るスプレーの講習もされ、行政が地域住民に研修会を実施しクマに対する理解や知識向上を促進していた。AIがクマの研究・対策に寄与する可能性が出てきており、何度も人里におりてくる個体を画像から識別する研究が行われているという。長野県軽井沢では「ベアドッグ」を使った対策があり、激しく大きな声でクマが接近する前に追い払うとのこと。2004年から導入し、被害が大幅に減少するなど効果をあげている。街に出没したクマを捕獲した後、山に放ちそれをベアドッグが追いかけてクマが再び出てこないように山奥へ追い込み訓練士から指令が入るとベアドッグは戻ってくるという。
